昨日の記事では,起動OSとしてMac上でWindowsが,あるいはWindowsマシン上でMac OS Xが動くのかっていう話をしましたが,実用性からいえばこちらの方が上ですよね.
ソフト自体は以前から存在していてPPCのMacでも動作していたのですが,MacDailyNewsからの情報では,OpenOSXがIntel Coreにも対応したuniversal binaryなWinTel 2.0をリリースしたそうです.
ソフトウェアとしては,“Bochs”っていうMac上で動作可能でオープンなWindowsエミュレータなのですが,Windows系OSだけでもWindows 95,Windows 98,Windows 2000,Windows NT 4.0,Windows XP Professionalが動きますし,他にもDOS,Linux,Unix,BSD,果てはMac OS 9まで動作するそうです(ってことはIntel MacにはClassicのサポートがなくても大丈夫ってこと?).
最大のメリットは,ゲストOSがウィンドウ内で開くのでシームレスにMac OS Xとの間を行ったり来たり出来る点と,今回からMac OS X自体がIntel nativeになったことによってほぼnativeに近い速度で実行できる点でしょうかねぇ!!
似たようなアプローチをとってくる可能性があるメーカーとしては,VMwareがありますが,こちらはWindowsマシン上でMac OS Xを動かすようにするという逆の動作を目指すのかもしれないです.
その時には,Appleが法的手段に訴えるとかに発展するかもしれないけれど...
もう一つ注目されるプロジェクトは“Darwine”ですが,こちらは現時点でバージョン0.9.5まで行ってるみたいです.
Darwine自体はエミュレータではなくて,Mac OS XでWindows APIを動かすようにするだけなので,感覚的にはWindowsのソフトがそのままMacで使用可能になって,上記の2つよりもさらにシームレスな環境が構築できちゃったりします.
現在,MicrosoftがAppleと共同で新しいVirtual PCを作っているっていう話もあるけれど,それを待たなくてもMacとWindowsを同時に使用可能になるわけですよ!!
これでIntel Macを買い控える理由がまた1つなくなったんじゃないかなぁ...
ソフト自体は以前から存在していてPPCのMacでも動作していたのですが,MacDailyNewsからの情報では,OpenOSXがIntel Coreにも対応したuniversal binaryなWinTel 2.0をリリースしたそうです.
ソフトウェアとしては,“Bochs”っていうMac上で動作可能でオープンなWindowsエミュレータなのですが,Windows系OSだけでもWindows 95,Windows 98,Windows 2000,Windows NT 4.0,Windows XP Professionalが動きますし,他にもDOS,Linux,Unix,BSD,果てはMac OS 9まで動作するそうです(ってことはIntel MacにはClassicのサポートがなくても大丈夫ってこと?).
最大のメリットは,ゲストOSがウィンドウ内で開くのでシームレスにMac OS Xとの間を行ったり来たり出来る点と,今回からMac OS X自体がIntel nativeになったことによってほぼnativeに近い速度で実行できる点でしょうかねぇ!!
似たようなアプローチをとってくる可能性があるメーカーとしては,VMwareがありますが,こちらはWindowsマシン上でMac OS Xを動かすようにするという逆の動作を目指すのかもしれないです.
その時には,Appleが法的手段に訴えるとかに発展するかもしれないけれど...
もう一つ注目されるプロジェクトは“Darwine”ですが,こちらは現時点でバージョン0.9.5まで行ってるみたいです.
Darwine自体はエミュレータではなくて,Mac OS XでWindows APIを動かすようにするだけなので,感覚的にはWindowsのソフトがそのままMacで使用可能になって,上記の2つよりもさらにシームレスな環境が構築できちゃったりします.
現在,MicrosoftがAppleと共同で新しいVirtual PCを作っているっていう話もあるけれど,それを待たなくてもMacとWindowsを同時に使用可能になるわけですよ!!
これでIntel Macを買い控える理由がまた1つなくなったんじゃないかなぁ...
Posted Comment
これらのソフトは、現時点でどの程度実用的なのか、ご存じですか?
え さん,コメントありがとうございます.
昔,Virtual PCをやむにやまれず使用していましたが,かなりの遅さゆえに実用的とは言い難く,Mac+Winの2台分を何とか1台でまかなえるっていうぐらいでした.
ご使用環境にもよりますが,個人的にはスピードが一番のネックだったので,nativeとほぼ同等なのであれば実用的だと思いますが...
あとはWindows環境の必要性とか,忍耐力とか(?)によっても変わってくるかもです.
昔,Virtual PCをやむにやまれず使用していましたが,かなりの遅さゆえに実用的とは言い難く,Mac+Winの2台分を何とか1台でまかなえるっていうぐらいでした.
ご使用環境にもよりますが,個人的にはスピードが一番のネックだったので,nativeとほぼ同等なのであれば実用的だと思いますが...
あとはWindows環境の必要性とか,忍耐力とか(?)によっても変わってくるかもです.
maruサンの記事から遊びに来ました。
出張サポタやっておりますが、macは弱いです。また参考にさせて下さいね。
出張サポタやっておりますが、macは弱いです。また参考にさせて下さいね。
prtwqqさん,こんばんは.
どうでも良いことで申し訳ありませんが,全部,一段目ですね.
今後ともよろしくお願いいたします.
どうでも良いことで申し訳ありませんが,全部,一段目ですね.
今後ともよろしくお願いいたします.
OpenOSXについて評判が芳しくないようです。以下のコメントをフォローしてみました。
http://forums.macnn.com/showthread.php?p=2842568&posted=1#post2842568
http://www.macnn.com/articles/06/01/17/wintel.2.0.for.mactels/#comments
まとめると以下の3種類のコメントがあります。「OpenSourceを使っているのにそれをきちんとAcknowledgeしていない」、「注文したけどダウンロードできない」、「動作が非常に遅く全然Native並ではない」。今のところ快適に動いたという報告は内容です。
http://forums.macnn.com/showthread.php?p=2842568&posted=1#post2842568
http://www.macnn.com/articles/06/01/17/wintel.2.0.for.mactels/#comments
まとめると以下の3種類のコメントがあります。「OpenSourceを使っているのにそれをきちんとAcknowledgeしていない」、「注文したけどダウンロードできない」、「動作が非常に遅く全然Native並ではない」。今のところ快適に動いたという報告は内容です。
Shigekiさん,コメントありがとうございます.
紹介していただいたコメントを読んでみました.
そこでも言及してありますが,いつぞやの“CherryOS”に似たような扱いになっていますねぇ.
せっかく技術としては素晴らしいのに,悪い印象だけが残らなければよいのですが...
ホントに遅いのであればサイトにも正直に書くべきですよね!
紹介していただいたコメントを読んでみました.
そこでも言及してありますが,いつぞやの“CherryOS”に似たような扱いになっていますねぇ.
せっかく技術としては素晴らしいのに,悪い印象だけが残らなければよいのですが...
ホントに遅いのであればサイトにも正直に書くべきですよね!
Trackback URL
http://doubleko.blog18.fc2.com/tb.php/1102-a8ece53a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Trackback
良く読まさせて頂いてるブログの Macin' Blog 様にて、「Virtual PCなんていらないよ!!」とエントリーが参考になりました。 Macintosh が、intel ネイティブになった事で
2006/01/19(Thu) 17:29:30 | manabiBlog