ふみぃ~.何だか虚しい・・・
あれからずいぶん経ちましたし忘れ去られている感もありますが,今後の音楽業界と音楽ファンの間にちょうど良いバランスが生まれることを願って振り返ってみるのも良いかと...

Security Japan 2005(←いつまで“2005”?)に,Sony BMGがやらかしちゃった「rootkit問題」に関するかなり客観的なまとめ記事が掲載されていました.

内容的には,コピー防止技術が開発されてきた背景から,技術内容の変遷,「コンピュータ(PC)業界」との確執などなどが要領よくまとめられています.
個人的には法的なバックグラウンドがはっきりしないことも,問題を解決困難にしているのではないかと思いますが,このあたりの動きは遅々として進まないですねぇ.

最後にはやらかしちゃったSony BMGに対して,Appleが上手に振る舞ったという記載も...

 特に現在は、アップルコンピュータがiTunes Music Storeという「合法」の音楽配信ビジネスを成功させ、それの受け皿となるiPodは2005年だけで約3200万台も売れているのだ。消費者が急速にパソコンを使って音楽を楽しむ方向にシフトしているのにもかかわらず、Sony BMGは自分たちの既得権益を守ることにこだわり、そうしたニーズをすべて無視したやり方を強引に進めてしまった。


実際,「iPod-iTunes-iTMS」っていう絶妙なソリューションは,消費者にとっても受け入れることが可能なバランスの取れた解決法を提案しているからこそ,ここまで普及したわけで,学ぶところは多いのではないかと思ったりしますです.
Date:2006/02/01(Wed) 16:20:38
Music | Edit | Comment:0 | Trackback:0
Comment
Posted Comment
Comment to This Entry
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
Trackback URL
http://doubleko.blog18.fc2.com/tb.php/1207-c4c959a4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Trackback

Powered by FC2. Designed by Double KO.