ふみぃ~.何だか虚しい・・・
まだ今のところ対応端末も1つしか発売されていませんし,音楽配信サービス自体は4月にならないと始まらないのだけど,すでに「ポストiPod+iTunes+iTunesMusicStore」とも囁かれているKDDIの「LISMO」の話です.

デジタルARENAにLISMOの特徴をまとめた記事が掲載されていたので,それを元に「iPod+iTunes+iTunesMusicStore」にとって如何ほどの脅威になりうるのかを考えてみました.

まず,KDDIがLISMOをどう考えているかってことですけど,本気で「iPod+iTunes+iTunesMusicStore」の牙城を崩せると思っているかどうかは微妙かもしれない.
記事にもある通り,従来の着うたフルの拡張版として考える方がだとうかも...
そういう意味では,これまでの着うたの実績を背景にして,番号ポータビリティーを見据えた囲い込みが一番の目的だという指摘は妥当な気がします.

着うたフルで問題であった機種変更時の移行が出来ないことを改善し,プチ.Macというかプチ・スマートフォンみたいな機能を搭載することで付加価値を高めているわけです.

 ただ、このサービスは着うたフルにとっては諸刃の剣でもある。今まで携帯電話の世界で完結し、いわば閉鎖的な環境で保護されてきた着うたフルというサービスが、LISMOによってPC向けの配信サービスと直接比較されることになることだ。


こう書いてあるところから実際にPC向けの配信サービスとの比較が論じられていくのですが,ポイントとしては音質と価格ってことみたいです.

音質に関してはHE-AAC 48kbpsで配信されているんですけど,いくらHE-AACとはいっても,そもそもデータ量が豊富なAAC 128kbpsとは比較にならないんですって.
また,価格については着うたフルの中心価格帯が1曲300円前後で,iTMSの1.5~2倍します.
さらに,PC向けの配信サービスでは一般的になっているCD-Rへの書き込みも出来なければ,他のファイル形式のインポートも出来ない(これに関してはKDDIがユーザの希望を聞いて対応するかもっていう話もあります).

個人的には「諸刃の剣」なのは他にもあって,CDからのリップを認めたことで着うたフルとして購入しなくても手元にあるCDから音楽をリップする分だけ,ダウンロードが落ち込むかもしれないと思ってみたり...
だけど,携帯端末のみで完結している気楽さみたいなのが受け入れられると,爆発的に普及する可能性も秘めているのではないかと思うので,実際のサービス開始が心配なような楽しみなような複雑な気持ちです.

<独り言>
とうとう壊れてしまった私の携帯ですが,auで相談したところ春モデルを予約する方向に話が進んじゃいました.
まだ,価格が不明なのでそれを見て決める予定.
Date:2006/02/03(Fri) 16:40:54
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