▶ApertureとLightroomのレビュー

ApertureはAppleがリリースし，LightroomはAdobeからリリースされる予定のRAW現像ソフトである．
いずれも，細かい違いはあるもののターゲットは同じだといって良い．

この両者が，PMA 2006で発表されたときの模様をMYCOM PC WEBが伝えている．

比較という意味では少し物足りない感じがするものの，Apertureの方はRAWのデコードアルゴリズムが改善された点が評価に値するとされており，Lightroomの方はいくつかの機能が追加され，Photoshopとの連携やメタデータの操作性が向上したと書かれている．

また，Lightroomについては画像のデータベースを変更することも検討されているらしく，デスクトップPCとノートPCのデータを同期するような機能が追加されるかもしれないらしい．
これがあれば，出先で撮った写真をMacBook Proで少し修正をかけて，戻ってから本格的に編集するというような使い方もできるかもしれない．

めずらしく，Adobeが追いかける側であることもあって，今後もユーザの要望を聞きながら製品開発を行っていく予定らしく，夏頃にはWindows版のβ版もリリースされるそうだ．
今年中のLightroomの正式版に向けて，両者の動向が楽しみなところである．