▶Merrill Lynch，Appleの格付けを下げる

The Mac Observerによると，格付け企業のMerrill LynchがApple（AAPL）の格付けを買いの“Buy”から中立の“Neutral”に下げたと報じていました．

火曜日の時点でのAppleの株価は1株あたり$51.57と$0.49（+0.96%）値を上げていますが，既にiPodによるハロー効果は織り込み済みであり，さらに劇的な成長を遂げる要因がないことを理由に挙げています．
2007年の会計ベースでコンシュマーPC市場で35～40%の増加が見込めるものの，それも現在の株価に含まれているとしています．
また，Intelへの転換やWindows Vistaの発売も考慮に入れているそうです．
MotorolaのiTunes携帯，ROKRの成功は限定的だとも書かれています．

直接，iPod nanoの液晶問題に関する言及はありませんが，実際株価は低下傾向にあり時期が時期だけに先日の発表で問題が収束へ向かわなければヤバイ雰囲気になりかねない．
幸い，無償交換がある程度好意的には受け取られているようなので，このまま収まってくれるのではないかと期待しているのですが．．．