ふみぃ~.何だか虚しい・・・
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The Art of Marr's Blogさんの「Kindleとアップルのタブレット端末は共存していく。」という記事がとっても興味深かったです.
読んだのは少し前なのですが,その後も希望的観測を含む「アップルのタブレット端末を予想する。」とか「Kindleアクティブコンテンツを考える」(←なぜこの記事には「。」がないのだろう?)なども楽しい記事でした.

で,最初に紹介した記事で引用してあるのが「絵文録ことのは by 松永英明」というサイトの「Amazon Kindle(アマゾン・キンドル):「反射光の電子ブック」という革命的に新しいメディア」という記事で,この記事がさらに引用してるのが丸田 一氏の「「場所」論―ウェブのリアリズム、地域のロマンチシズム (叢書コムニス08)」です.

ここで,マーシャル マクルーハン(Herbert Marshall McLuhan)氏の「メディア論―人間の拡張の諸相」の中に出てくるハーバート クルーグマン(Herbert Krugman)氏の実験を根拠に,反射光と透過光が視覚認識に及ぼす相違点が議論されています(ここまでたどり着くのに長かったですねぇ).

TV-Head012210

丸田 一氏が書かれていることの要点をまとめると以下の通り.

  • 反射光では視覚情報を論理的,客観的に受け取る傾向がある

  • 透過光では視覚情報を情動的,主観的に受け取る傾向がある

  • これはプリントアウトした文書の方が誤字を見つけやすいという卑近な例からも体験出来る

  • ウェブ空間のインターフェースに透過光が用いられるのは距離埋没効果があるため


引用を繰り返すとその度にディテールが失われるので,元をたどってKrugman氏の論文を探してみたのですが,取り上げられている透過光と反射光で映画鑑賞後の印象に差が生じるという論文にはググり着けませんでした.

その代わり,コマーシャルを見せた時の好奇心の度合を瞳孔径で評価したり,テレビ鑑賞と読書で脳波がどのように違うかを検討したものが見つかりました.
どうやら1960年頃にいろんな発表をされていた方のようです.

現代であればfMRIなどを使って,視覚刺激が一次視覚野に入ったあとでどのように処理されるか,透過光の場合と反射光の場合でサブトラクトしてより詳細に相違を調べることが出来るはず(これもちょっとだけNCBIで探してみましたが分からず).

すっごく素人っぽく考えると,ディスプレイとペーパーメディアでは,枠の有無と表示が書き換わるかどうかの方が心理的に及ぼす影響が大きいような気がするんですけど...
難しい研究じゃなくても,実際にKindleでテキストを読むときには一般の透過光のデバイスで読むときと印象がぜんぜん違うのか,そしてそれはKindleが反射光だからなのか,実際に使っている方の感想だけでも知りたいです.

ただ,やっぱりこんな感じの努力をしないと厳しい状況になるとは思います.
Date:2010/01/22(Fri) 07:35:56
Apple | Edit | Comment:2 | Trackback:0
Comment
Posted Comment
こんばんは。記事の中で拙ブログに言及して頂きまして、ありがとうございました!

この透過光と反射光の話、読めば読むほど興味深いですし、納得出来ますよね。

実際にKindleを使っての感想と言うことですが、やはり違います。iPhoneで文字を読むことに慣れてしまっていると、最初Kindleの画面は暗くて読みづらいと思うのですが、慣れてくると断然読みやすいですね。しばらく使っていると、MacBookやiPhoneであまり文章を読みたいと言う気持ちが薄れてきました。

そういう意味で、アップルのタブレットが出ても、Kindleは今後も売れ続けると思います。
2010/01/23(Sat) 01:36:19 | URL | Marr #-[ Edit ]
Amazonのこだわり
わざわざコメントありがとうございます.
興味深い話題を教えて下さったことに,こちらが感謝してるぐらいです.

やはり反射光だからこそ読みやすいのですね.
本当に面白いですねぇ...
知り合いに研究させてみたい気がします.

Kindleが反射光を使っていることに関して,Amazonはそのあたりを意識したこだわりのようなものでもあるのでしょうか?
2010/01/23(Sat) 01:58:54 | URL | Double KO #ax4px7aw[ Edit ]
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