ふみぃ~.何だか虚しい・・・
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iPadの評価は多種多様なわけですが,このデバイスがユーザにはどのように映っているのか,あちこちのBlogを回って見てみました.
「鋭いなぁ」と思ったものをまとめてみましたが,個人的にはかなりの好印象なのでバイアスがかかってるのは間違いないです.

最初はBlogといっても有名すぎるので,紹介するのもなんですが404 Blog Not Foundさんの『「手作り」 - Apple iPad』という記事.

初見のうすらでかくて不恰好という印象から,使ってみてこそ価値があるという点まで同意.
縁があるのは「手すり」だからというのは納得.

Appleも最初は縁のないプロトタイプも作ったのかもしれませんが,タッチスクリーンであるが故に使いにくなったりしたのではないかと思います.
iPod touch/iPhoneのように片手で背面全体をホールド出来ない以上持つところがないといけないので,あの不恰好な一因となっている縁がある.
同様の指摘はその後あちこちで見かけました.

記事には既存の各種デバイスと比較して,iPadの立ち位置を考察してあるので,詳細は元ネタで・・・

次はEiさんのところの「iPadの正体と幾つかの足りないモノ」という記事.

正体の部分は冒頭に少し書いてあるだけですが,「正しいIT家電の最初の姿」だと.
個人的にもまさにその通りで,あらかじめ存在した携帯を再定義したiPhoneとは少し異なり,生活に溶け込むITデバイスはこうなるべきという道筋をスマートな方法で実現したのではないかと思います.

足りないものについては,Eiさんの希望も含めて重要な指摘がされてるので元ネタで.
特に日本での大きなディスアドバンテージの1つであるコンテンツ利用環境は改善されると嬉しい.

で,次はsexykentさんの「Sexy Life (・_・) Official Blog♪ NewセグメントiPad登場」という記事.

いち早くプロセッサを含めた処理能力のことに触れてあって,どのような人にオススメか的なことが書いてあります.
ちなみに次期モデルまで待たれるそうです.

最後はDrift Diary XIIIさんの「iPad初感」です.

記事にはAppleがどこをターゲットにして製品を作っているか,それとアーリーアダプターが普及に果たす役割が書かれています.
iPhoneを振り返ってiPadもおそらく同様の普及の仕方をするだろうと.
もしiPadが少し時間はかかってもマスに浸透して行くとしたら,このような広がり方をするのだろうと思います.

それと...考察ではないのですが,iPadがある未来を楽しく読ませてくれたJackさんの「ある iPad ユーザの日記」は必読.
そのうち記事に書かれているようなハイソな(←死語ですか?)生活が各家庭でありふれたものになるはず(?)

このあたりの記事を読めばiPadの捉え方が少し見えてくるのではないかと思います.

<追記>
あとから読んだ記事をもう1つ追加.
HIRO(´。`)BLOGさんの「iPadとiPhone OS」という記事.
長短所に加えて注目してるポイントが非常に良くまとまってます.
素晴らしい!オススメ!
ここからは純粋な私見.(Macin' Blogにはあり得ないほど長いので読み飛ばすこと推奨!)

今回の発表を改めて動画で見た上で感じた印象を.
dbacks51さんの『率直な感想は「以上でも以下でもなかった」』にも書かれてるように,全体的にはかなり控えめだけど着実.

これまでの基調講演などでも,もっと新しい提案のようなものがフィーチャーされることはあったと思いますが,あくまでもiPadという製品の紹介に徹していました.

iPadとは,これまでいろんな企業が努力して埋めようとした携帯レベルのモバイルデバイスとノートブックの隙間を埋めるもの.
Appleが提示したのは,まさに「それ以上でも,それ以下でも」ありませんでした.

このように感じた発表を踏まえた上で,iPadとはいかなるもので,どのようなアプローチの元に作り上げられ,どういうメッセージが込められているかについてつらつらと・・・

あちこちの記事でKindleを比較対象として,電子ブックリーダーとしてどうなのよ?的な記載を見かけましたが,個人的にはピンと来ません.
ラフに喩えると,iPadとKindleは,ミニノートと近年需要が増している電子辞書ぐらい違う.
Kindleのデバイスとしての素晴らしさは反射光と透過光の話のときに良く分かったので,どちらもそれが必要な人には必要なのではないかと思ってるぐらいでしょうか.

なので,やっぱりこの比較よりもIntelのNetbookやGoogleが開発しているChrome OSマシンとの比較の方がピンと来ます.
これらも同じ隙間を埋めることを目的としてますが,アプローチの仕方が全く逆で出来上がるものも大きく異なります.

ただし,Googleが将来的にChrome OSと統合するかもしれないAndroidなら,統合のされ方や時期によっては同様のアプローチの仕方になるかも.
他にMIDと総称されるカテゴリもありますが,それほど一般に認識されているとは言い難い状況ですし,UMPCと呼ばれていたものは少し趣が異なります.

で,NetbookはあくまでもPCだし,それに制限を課せられる代わりに携帯性を高めると同時に安価に提供するいうアプローチ.
iPadは「大きなiPod touch/iPhone」と表現されるように,それらをスケールアップしたもの.
同じようなものを目指しても,出来ることが減るのと増えるのでは心理的に与える影響がかなり違って,その差は少なくないような気がします.

ですが,Appleがこのようなアプローチをとらなければならない主因がここにあるわけではありません.

プロセッサを作っているIntelにとっては,性能の向上は基本的にデスクトップ→ラップトップ→ハンドヘルドの順に流れて行くのが自然で,同社がNetbookという結論に至ったのはある意味必然.

Appleも今回のiPadで何とも興味深い “A4” というプロセッサを作り出してしまいましたが,一番向上させたいと思っているのはプロセッサの性能ではなくユーザビリティです.
つまり,ユーザとデバイスが直に接するところ,それこそいつもAppleが一生懸命考えているところ.

最近ではMicrosoftに代わってGoogleがAppleの敵ではないかという意見を良く見かけますが,Appleの真の敵はある意味「マウス」ではないかと思うことがあります.

ここにも何度も書いたようにMagic Mouseは素晴らしい.
それほどのマウスを作るAppleにとって何故それが敵なのかというと,iPod touchから始まってiPhone,iPadと至る過程でAppleは「マウスとキーボード」に象徴されるインターフェースを「マルチタッチディスプレイ」で置き換えようとしているから.
そして,それはコンピュータが家電になるために不可欠だと考えているからではないかと思います.

ただし,キーボードはバーチャルキーボードさえもなくそうとするほど,音声認識その他の入力方式で一生懸命特許を取っているわけではないので画面上には残るかも.
なので,一番は「マウス」ですね.
そういう目で見ると,Magic Mouseはマウスにマルチタッチインターフェースを載せた暫定的な折衷案のようにも思えます.

詳しくないので正しくないかもしれませんが,ここにAppleがIntelとは逆方向のアプローチをとらなければならない理由の1つがあると思っていて,リーズナブルな価格で「マルチタッチディスプレイ」を搭載したデバイスを提供しようと思ったら,小→大の方向に進まざるを得なかったのではないかと推測(大画面のマルチタッチディスプレイもそれほどエクストラコストがかからないのであればこの推測は成り立たないので忘れて下さい).

もう1つ理由を挙げるとすれば,上で紹介したDrift Diary XIIIさんの「iPad初感」という記事に出てくる「マスに向けた製品」から攻めるということ.
よりユーザに近い製品からインターフェースの置き換えを進めて行くという戦略です.

今回の発表でも触れられていたように,既にiPod touch/iPhoneを使っている人にとってはiPadは極めて自然に使えるはず.
事前のウワサではジェスチャーが飛躍的に複雑になるという話もありましたが,大昔の記事にも書いたようにAppleはちょっとずつ自然に,そして直感的に分かりやすい方法でしかインターフェースを改良していかないのだと思います.

まず1つ目のメッセージはここにあります.
「少しずつでも構わないから確実により生活に溶け込みやすいインターフェースに慣れていこう」ってこと.
そのためにiPod touch/iPhoneから始まった歩みをまた一歩進めるということです.

これが正しいとすると,その先にあることも見えてくるのかもしれなくて,この次にはMacBookたちがマルチタッチになるか,MacBookサイズのiPadが登場するのかもしれませんし,iMacらしき筐体のMacにタッチパネルを搭載した特許で示されたようなデスクトップが作られるようになるのかもしれません.

最終的にそこまで行くかどうかはまだ良くわかりませんが,少なくともモバイルデバイスにはタッチインタフェースを載せようとは思っている気がします.

このように考えてると,先に述べたNetbookとの対比さえ相応しくないのではないかと思えてきます.
人が何か新しいものを認識するときには,既存の類似物との共通点と相違点を検証してその境界を明瞭にしていきますが,インターフェース革命とでも呼ぶべき最終目標を達成するために,iPod touch/iPhoneとMacBookたちの間に新しく出現したiPadには適切な比較対象さえないのかもしれません.

ある人から見ればKindleの競合機に見え,別の人から見れば大きなiPod touch/iPhoneに見える.
また別の人から見れば,タッチインタフェースを搭載したNetbookがAppleから出ただけのようにも見える.
ファーストインプレッションが多種多様であるのも,そのあたりの得体の知れなさからくるのかもしれません.

最初に書いたように,携帯レベルのモバイルデバイスとノートブックの隙間を埋める製品は,これまでにもいろいろと作られてきました.
が,どの製品も確固たる地位を築くことは出来ませんでした.
iPadもAppleの努力だけではきっと確固たる地位を築くことは出来ないでしょう.

iPhoneのアプリケーションが当初Webアプリに限定されていたとき,多くのユーザがスタンドアロンのアプリケーションを希望しました.
セキュリティのためなのか,HTML5にかけていたからなのか分かりませんが,AppleはiPhoneに鍵をかけたわけです.

しかし,その後iPhone SDKが公開されスタンドアロンのアプリケーションがApp Storeを通じて配布されるようになると,爆発的にアプリケーションが増えていき,ものすごい勢いでダウンロードされました.
このことがiPhoneの普及の牽引力になったのは疑いようもありません.

このときAppleは,鍵を外したことによってユーザが面白いアプリケーションを数多く生み出し,デバイス自体の魅力を増すことが出来るということをめずらしく学んだのかもしれません.

今回Appleはただ単に隙間を埋めるデバイスを発表しました.
そして,iPadによって何が出来るのか基本的な部分だけ紹介しました.
特にこんなすっごいことが出来るという大風呂敷を広げることもなく.

「Appleは考え得る最良のデバイスを発表した.ただし,今まで誰も定着させることに成功しなかった場所に『遊び場』を作ったようなものだ.これを楽しいものに出来るかどうかはユーザにかかっている」とでもいいたいかのようです.

これが今回の発表を好意的に解釈した時のもう1つのメッセージ.
コンテンツのコンバージェンスの話はまた機会があったら触れるかもしれませんが,iPadの魅力の半分はiPhoneと同じようにユーザが作っていくのだと思います.

こんなことはiPod touchが出たときから分かってるよって方もおられるかもしれませんが,少なくとも私にとってはこれが「始まりのデバイス」のように思えます.
これが私にとってのiPadの捉え方.

以前良くiPhoneってどうなのかと聞かれたときに「自転車みたいなもの」と答えていたのですが,使えるまでに苦労する人もいるかもしれませんが,一旦使えるようになると便利なことさえあまり感じずに自然に使ってたりする.
一旦乗れるようになると,乗れるのが当たり前になる自転車と一緒.

本当はタイトルに書いた「べき」捉え方なんてものはなくて,所詮道具なわけですから自分が楽しいように使えば良いと思ってます.
発売までまだまだ時間がありますが,取り敢えず私自身は使うところから始めてみようと思います.

もし最期まで読んで下さった方がおられたら,長々とスミマセン.
Date:2010/01/30(Sat) 07:05:19
iPad | Edit | Comment:6 | Trackback:0
Comment
Posted Comment
まさしくApp StoreがないころのiPhone/iPod Touchといった感じでしょうか。今は想像できないような面白いデバイスになっていくんでしょうね。
自分にプログラミングの技術があれば、iPadを魅力的なものにする手助けが出来るのですが、初心者になったばっかりで(汗)。後は経済的事情ですね。第2世代まで待って美味しく熟したところを頂くことになると思います。

今はiMacを買います。
2010/01/30(Sat) 08:28:07 | URL | ralit #ehHvtNR2[ Edit ]
賢明です
第2世代まで待てばカメラも付くかもしれないし,マルチタスクになるかもしれません.
Flashは載らないでしょうけど.

明確な目的もないのに買う必要もないですもんねぇ.
分かってはいるんですけど・・・
もちろんしっかり出来ることに使うつもりです.
2010/01/30(Sat) 08:47:38 | URL | Double KO #ax4px7aw[ Edit ]
買ってしまうかも
わ~、よくまとめてくれました。ありがとうございます。

すごい編集力と文章力です、ね。タイムリーだし。

個人的には、2代目まで待たないで(待てそうにもないので)、投資効果(というよりか投資損失)を最大にする(最小にする)機種選び(WiFiか3G、16・32・64GBかの組み合わせ)ができないかと、思いをはせています。

こんな方向で考えるのは、初めてです(^_^;)。
2010/01/30(Sat) 12:39:28 | URL | kosa #2NKnmN5w[ Edit ]
どうも
読んで下さってありがとうございました.

月単位とかで自由に契約出来るなら3Gも良いかなと思ってみたりしてます.
どういう使い方になるのか発売まで思案しどころですね.
2010/01/31(Sun) 00:11:50 | URL | Double KO #ax4px7aw[ Edit ]
企業向きかも
こんにちは。
iPad、いろいろな可能性を感じるデバイスですね。
iTunesストアの映画配信や日本語電子書籍など、フルに使える見込みのない現状だと、日本で購入する人は限定されそうですが、次のモデルが出る頃には劇的に売れそうな予感がします。
小さなMacではなく、Windowsでも使える大型のiPod/iPhoneとした事で、個人ユーザーよりむしろ会社単位での導入などビジネスユースの方が先に火がつきそうな気がしました。
2010/02/01(Mon) 03:45:42 | URL | EG #ojBJu5Sc[ Edit ]
正体
そうなんですよね.
ネット経由で簡単な情報を共有するなど使い方を考えると,企業ユース含めていろんな使われ方が出来そうです.

普段はコンピュータなんか触らないという人にも向いていいるという指摘もあちこちで目にして,device for the rest of usそのもののように語られていたりもします.

一体全体このデバイスの正体は何なのでしょうか?
どのように使われて行くのか極めて興味深いです.
2010/02/01(Mon) 10:58:23 | URL | Double KO #ax4px7aw[ Edit ]
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