ふみぃ~.何だか虚しい・・・
iPhone 4のベンチマークの記事を書いた時にiPadとの差がかなりあるという話を紹介しました.
この記事でいくつかの指標を紹介していますが,そのうち1つのトータルでiPhone 4はiPadの70%弱相当です.

元ネタには体感的にはiPadと遜色ないくらいと書いてあって,個人的な印象としてもそれほど劣っている感じはありません.
ただしベンチマークをとるとやっぱり差があって,CPUの演算性能のみを評価するMFLOPsとDiagnosticsで調べたスコアを比率でグラフ化したものがこちら.

iOSDeviceBench070110
(ITpro)

iPhone 3GSを1とした時にiPhone 4はいずれも1.35で,iPadはMFLOPsで1.65,Diagnosticsで1.67となっていて,iPhone 4はおおよそiPadの80%程度のパフォーマンスに相当します.
このことからiPhone 4のプロセッサが800MHzで動作していると推測されるそうです.
なるほど.

iPhone 4のA4プロセッサはiPadと同じ1GHzのものが使われてるのでてっきり動作クロックも1GHzだと思っていたのですが,ベンチマークでこれだけ差が出るということは省電力優先のために敢えてクロックを抑えて使っているわけですね.
確かにiPadの技術仕様にはプロセッサのところには “1GHz Apple A4” と書いてあるのにiPhone 4の技術仕様のページにはクロック数どころかプロセッサの項目さえありません.

記事にはもう1つアプリケーション性能を見るためのJavaScriptベンチマークも調べられていて,こちらではiPhone 4がiPadに勝るスコアを上げている項目もあります.
このあたりはiPhone 4のメモリの話で紹介したようにiPadの倍にあたる512MB搭載されていることが効いてたりするのかもしれません.

元ネタのタイトルには「我慢」とついていますが,全体のバランスを取るために抑える部分は抑えるといった配慮がなされているんですね.

(via:ITpro
Date:2010/07/01(Thu) 23:01:44
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