ふみぃ~.何だか虚しい・・・
ようやくMac Proがアップデートされました.

12CoreMacPro

最大12個のプロセッシングコアを搭載し,従来機に比べて50%もの性能向上を果たしているそうです.

Quad-Coreのローエンドモデルはプロセッサに2.8GHz Intel Xeon W3530 "Nehalem" プロセッサを1基搭載し,8MBのL3 Cache,Tubro Boost時にはクロックが3.06GHzまで上がり,Hyper-Threadingテクノロジーにより仮想8コアとして機能します.
メモリは3GB,グラフィックスはATI Radeon HD 5770,1TBのHDDを搭載して価格は228,800円.

ハイエンドの8-Coreモデルは標準のCPUが2.4GHz Quad-Core Intel Xeon E5620 "Westmere" プロセッサを2基搭載し,12MBのL3 Cache,Turbo Boost時には2.66GHzまでクロックアップ,Hyper-Threadingテクノロジーにより仮想16コアとして機能します.
メモリは6GB,グラフィックスとHDDは上と同じATI Radeon HD 5770,1TBのHDDを搭載して価格は328,800円.

また,このモデルはBTOで2.93GHz 6-Core Intel Xeon X5670 "Westmere" プロセッサを2基搭載したものに変更できて,このCPUはL3 Cacheが12MB,Turbo Boost時の最大クロックは3.33GHz,Hyper-Threadingテクノロジーにより仮想24コアとして機能します.
ローエンドモデルの方のCPUは3.33GHz 6-Core Intel Xeon W3680 "Westmere" プロセッサか3.2GHz Quad-Core Intel Xeon W3565 "Nehalem" プロセッサにアップデートできて,前者がL3 Cache 12MBでTurbo Boost最大3.6GHz,後者がL3 Cache 8MBでTurbo Boost最大3.46GHzとなっています.

それと,今回のMac Proでは初めてオプションでSSDを選択することができるようになり最大4台まで搭載可能.

ローエンドとハイエンドを分けるのはプロセッサの数と世代で,前者がシングルプロセッサで45nmプロセスの “Nehalem-WS” なのに対して,後者がデュアルプロセッサで32nmプロセスの “Westmere-EP” です.

TDPはXeon W3530が130Wで,E5620が80W,X5670が95Wとなっていて,以前の記事で予想されていたとおりシングルプロセッサモデルもデュアルプロセッサモデルも従来のTDPの上限と同じです.

そのころのウワサでは,シングルプロセッサモデルに “Westmere-EP” と同時に発表された “Westmere-WS” のW3680が採用されるのではないかと見られていて,これだとクロックが3.33GHzで6-Core,TDPが130Wとなっていたはずですが,残念ながらスタンダードモデルでは旧世代のプロセッサが採用されました.

パフォーマンスに関してはAppleのサイトにも載っているように,さすがに1年半アップデートされなかっただけあって従来機の20~50%もスピードアップされたモンスターマシンになっています.

ちなみに発売開始は8月からで今はまだオンラインからの予約注文も受け付けていないようです.
Date:2010/07/28(Wed) 00:50:47
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