ふみぃ~.何だか虚しい・・・
もともとがUSTREAMで生中継されたインタビューなのでかなり砕けた感じのものになっていますが,日本通信がiPhone 4向けのmicroSIMカードをリリースするに至った背景などが本音も含めてうかがい知れる面白い記事がASCII.jpに掲載されています.

 データ通信において、誰かの端末で速度が出ているときは、別の人のパケットが詰まっている状態なんです。それは「QoS」(Quality of Service、通信における帯域や遅延の管理)がきちんとしていないから。

 現状、光ファイバーでも遅いときは遅いんです。だからQoSがしっかりしているNGNに移行しようと話しているわけです。たとえば動画であればこれぐらいの速度にして、それ以上のものは流さないといったような、徹底したQoSをかけていかないと、安心して快適に使えない。アプリケーションごとにパフォーマンスが出るように調整していくのが大切なんです。

少し前の記事の追記でも紹介したITmediaの動画を見ていただければ分かると思いますが,いろんなアプリに最適化したという通信スピードは非常に上手くコントロールされていて快適に使えているように見受けられます.
MVNOという事業形態がもともとハンディキャップを負っているだけに,3大キャリアとは違った工夫をしなければならないという側面もあるかもしれませんが,通信回線を単なるパケットの通り道として考えるのではなく,サーバ側でアプリケーションごとに最適なパフォーマンスを調整してユーザが限られた帯域を有効に使えるように最大限配慮されているというところにとても好感が持てました.

この最適化はiPhone 4のためだけに行われていて,このmicroSIMをAndroid携帯に際しても使い物にならないという話も別のところで見かけたので,まさに「iPhoneを」思いっきり使って欲しいという同社の気持ちが良く表れているところでもあります.

福田氏のキャラクタによるところも大きいのかもしれませんが,他にもテザリングの話とか自分が使う立場として語ってあって興味深い記事なので詳細は是非元ネタで!
Date:2010/08/27(Fri) 09:58:05
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