iPhone 4などに搭載されているApple A4はCortex-A8ベースですが,既にARMからはCortex-A9の次の世代となる “Cortex-A15” (コードネームはEagle)の概要が発表されました(参考記事:Tech-On!).
今はようやくA9ベースのスマートフォンが出始めた段階なので,これが登場するのはまだまだ先の数年後になるそうです.
それよりもう少し近い将来のこととして,Samsungが発表したDual-CoreのCortex-A9プロセッサの話がThe Inquirerに載っていました.
1GHzで動作するA9コアを2つに1MBのL2 Cacheを組み合わせ,ハードウェアビデオデコードは1080pの解像度で毎秒30フレームをサポート,3Dパフォーマンスは現行の5倍になるそうです.
Cortex-A15は32nm世代,28nm世代,20nm世代のCMOS技術での製造を想定しており,最大2.5GHzで動作する。1サイクル当たりにデコード可能な命令数は,Cortex-A9の2個に対しCortex-A15では3個に増やした。命令発行数は8個である。Cortex-A9と同じくout-of-order実行を採用する。パイプライン段数などマイクロアーキテクチャの詳細については2010年11月に追って公開する予定である。Cortex-A15は,これらマイクロアーキテクチャの変更や動作周波数の向上などにより,Cortex-A9と比べて約3倍の性能を実現するという。
今はようやくA9ベースのスマートフォンが出始めた段階なので,これが登場するのはまだまだ先の数年後になるそうです.
それよりもう少し近い将来のこととして,Samsungが発表したDual-CoreのCortex-A9プロセッサの話がThe Inquirerに載っていました.
The chip has a pair of 1GHz ARM A9 cores coupled to 1MB of Level 2 cache with hardware video decode support for up to 30 frames per second at 1080P resolution. The firm is boasting five times the 3D performance of its current generation chips.
1GHzで動作するA9コアを2つに1MBのL2 Cacheを組み合わせ,ハードウェアビデオデコードは1080pの解像度で毎秒30フレームをサポート,3Dパフォーマンスは現行の5倍になるそうです.
このプロセッサは来年のCESでお披露目されると見られていて,大量生産が開始されるのは来年前半.
現在のA4プロセッサを作っているSamsungが開発しているだけあって,もしかするとiPhone 5にはこれが・・・と期待してしまいます.
Dual-Coreによるパフォーマンスの向上はCore 2 Duoの時の印象があるのでもの凄いのではないかと思ってしまいますが,あまりにも劇的なアップデートになってしまうとまた物欲が・・・
良いような悪いような話ですね.
現在のA4プロセッサを作っているSamsungが開発しているだけあって,もしかするとiPhone 5にはこれが・・・と期待してしまいます.
Dual-Coreによるパフォーマンスの向上はCore 2 Duoの時の印象があるのでもの凄いのではないかと思ってしまいますが,あまりにも劇的なアップデートになってしまうとまた物欲が・・・
良いような悪いような話ですね.
Trackback URL
http://doubleko.blog18.fc2.com/tb.php/5422-49ccd701
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Trackback