ふみぃ~.何だか虚しい・・・
iPhone 5(仮)の発表が近いことは確かですが,待ちに待ってるユーザの関心は,それがいつ発表され,いつ発売されるのかということで,これまでにもいろんな日にちが取りざたされてきました.

AllThingsDの記事は “Tuesday, Oct. 4” から始まっていて,文中にAppleはいつでも予定を変更することができるという記載はあるものの,かなり確実性の高い情報のようです.

Tim_cook_by_Adam_Tow1
(From AllThingsD)

個人的にはいつ発表されるかも気になるのですが,誰がどのような発表をするのかが一番のポイントだと思っていて,Appleと言えばインプレッシブな発表会なわけで,これまでは主としてJobs氏がメインアクトを務めてきたわけですが,同氏が不在の時にはPhil Schiller氏をはじめとした幹部がこぞってサポートしてきました.

今回の場合は,Cook氏が新しいAppleのリーダーとして上の写真のような光景が繰り広げられ,それが聴衆の好意的な反応を引き出せるのかということが重要です.
つまり,Cook氏が経営的な手腕だけでなく,イベントでユーザにインパクトのあるプレゼンテーションができるのかということが,次のiPhone 5発表イベントで試されるわけですね.
また別の言い方をすれば,Cook氏が「Appleの顔」として認められるのかということでもあります.
元ネタでも,イベントが近づいた時のJobs氏の健康状態によっては,彼自身が登壇する可能性があることは否定していませんけど,Jobs氏のCEO辞任のタイミングは用意周到に計画されているはずですし,現在のApple製品の中で一番盛り上がる発表の場である「新しいiPhoneの発表イベント」が最初の舞台に選ばれたとしたら,それは偶然ではないはずです.
つまり,一番ハードルの低い状態で初舞台を踏めるチャンスです.

英語は日本語に比べて高いトーンで話されるんですけど,Jobs氏の声も高くて良く通りますし,何と言ってもあの間が素晴らしい.
もちろん聞き手が話し手に期待している雰囲気と,そうでない時では同じ事を語っても受けが全く違うわけですが,デバイスやサービスの画期的な利用方法を述べるときの捲し立てるような喋り方と,値段や発売日を明らかにする時の気をもたせたような喋り方のアンビバレントさが絶妙です.
差をつければいいということではなく,どちらもベストのスピードで話を進行させるのが凄いと思います.

あとは,内容を厳選して枝葉末節に深入りしすぎず,重要なところは繰り返す.
セールスポイントにはしつこいまでに強調するための形容詞を付ける.
これらも大事です.

会計報告などでCook氏が発言する機会はこれまでにもあったのですが,基調講演や製品発表会での露出が少ないので,どんな喋り方をする人なのかはっきり覚えていません.
今回の発表も,例によって後からiTunes経由で視聴できるようになるでしょうから,イベントが終わったあとで新しいAppleのリーダーの存在感をじっくりと確認してみたいと思います.

でも,サプライズでJobs氏が登壇するのは全然ありですけどね!

(via:TiPb
Date:2011/09/22(Thu) 04:25:12
iPod/iPhone | Edit | Comment:0 | Trackback:0
Comment
Posted Comment
Comment to This Entry
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
Trackback URL
http://doubleko.blog18.fc2.com/tb.php/5870-8984218d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Trackback

Powered by FC2. Designed by Double KO.