Appleが2011年9月24日を末日とする第4四半期の業績を発表しました.
売上高は282億7,000万ドルで,利益は66億2,000万ドル,一株あたり7.02ドルで,前四半期についで史上2番目の売上高を記録したものの,めずらしく市場予想を下回ったために株価が下がったりしています.
特に期待を裏切る結果になったのは,今やAppleの稼ぎ頭であるiPhoneで,Appleの利益全体に占めるそれぞれのセグメントの内訳は以下のようになっています.

(From Ars Technica)
これだけだとAppleの利益の41%も占めていて立派なように思えますが...
売上高は282億7,000万ドルで,利益は66億2,000万ドル,一株あたり7.02ドルで,前四半期についで史上2番目の売上高を記録したものの,めずらしく市場予想を下回ったために株価が下がったりしています.
特に期待を裏切る結果になったのは,今やAppleの稼ぎ頭であるiPhoneで,Appleの利益全体に占めるそれぞれのセグメントの内訳は以下のようになっています.

(From Ars Technica)
これだけだとAppleの利益の41%も占めていて立派なように思えますが...

(From Ars Technica)
こちらの経時的な変化をみると分かるように,今四半期でiPhoneの販売台数はガクッと落ちています.
GigaOMには,なぜiPhoneは「たったの」1,710万台しか売れなかったを考察する記事が載っていますが,最大の理由は例年通りのアップデート間隔から伸びてしまったことです.
もっともiPodの販売台数とは違い,新機種のリリース直後だけ上がるわけでないところがiPhoneのすごいところでもあるのですけど.
それともう1つ重要なことは
ただ,相変わらずMacも堅調な成長を見せており,今四半期も過去最高の販売台数を記録したことも特筆に値します.
Tim Cook氏の質疑応答ではMacが

(From SAI)
これはiPhoneと
それと,これからもっと期待できそうな理由がTechCrunchに書かれていて,CEOのTim Cook氏とCFOのPeter Oppenheimer氏がいつもなら控えめな業績予測を述べるAppleにしてはめずらしく,来四半期にはiPhoneと
確かにホリデーシーズンには間に合ったiPhone 4Sも売上を伸ばしそうですし,
Wall Streetのお気に召さなかったかもしれませんが,来四半期も含めて今後のAppleの業績には期待できそうです.
まだ見ぬiOSデバイスとやらも気になりますし・・・
ただ,出来ることなら毎年同じ時期に同じように新しいiPhoneなり何なりがリリースされてくれた方が気は楽なのですが,Appleが製品をリリースするための高い基準が許してくれない時もあるので仕方ないですかね.
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