ちょっと前の記事で,早ければ来年の1月にIntel CPU,Yonahを搭載したMac miniが発表されるのではないかという話題を紹介しましたが,それを受けてHardmac.comに興味深い記事が載っていました.
内容としては,x86版のMac OS Xも安定しているため現時点でIntel CPUを搭載したMac miniを発表するのは不可能ではないだろうと.
でも,Mac miniが売り上げに占める割合は(残念ながら)小さいので,PPCの時代が終わったという印象を消費者に与えてしまい,さらに重要な売り上げを占めているポータブルマシンの売れ行きを鈍らせることになると.
そうだとすれば,最初にIntel化されるのはポータブルマシンであるべきだと,述べておられます.
そもそも,元ネタのApple Insiderの記事もUBSのアナリストの推測にすぎないですからね.
そして昨日,ITmediaに「Pentium Macのピースはそろった?」っていう記事が載っていて,Intel Macは“Ready to Go”の状態になっているってことなんですけど,ここでもポータブルマシンのIntel移行が優先と書かれています.
Appleは既にIntel化するラインのブループリントを大まかには作っているはずだと思うのですが,これら2つの指摘は結構核心をついているんじゃないかと思うのですよ.
個人的に気になるポイントは次の二点.
「Intel移行が始まったら出来るだけ速やかにすべてを移行する方が良い」
「最初にIntel移行するべき機種は何なのか?」
Intelへの移行を発表するのは,開発者への準備期間も必要なのである程度早めに行う必要があったとしても,実際にIntel Macが発売されてしまったら今以上の“オズボーン効果”が現れてきますから.
Intel化されたMacはインパクトがあるほどの性能の向上がないといけないけれど,あまりに向上しすぎると,他のラインの購買意欲を落としますものね.
Yonah自体がavailableになったとしても,PowerBookにはMerom,PowerMacにはConroeが採用されるという話もありますから,結局はIntelの開発スピードに依存しているわけですよ.
そのあたりを交渉しているっていう話もありましたけど,以前の記事で表にしたIntelのロードマップではConroeが来年のQ3,MeromにいたってはQ4ですから,これらを搭載した機種を出そうと思ったらあと1年はかかります.
Macユーザは待つのには慣れているのでこれぐらいなら何とか許容範囲内かもしれないけれど...
特に,ハイエンドなら大幅な変化をすぐに受け入れたりしないかもしれないしね.
では,どの機種が一番最初にIntel移行するのかって話ですけど,個人的にはiBookが一番無難なのではないかと...思います.
最後にアップデートされたのは7月の終わりだったから(Mac miniも同じ時だったけど...),間隔としては悪くないです.
それに,PowerBookほど大幅な性能向上を果たさなくても落胆させたりしないだろうし,Yonahのおかげで省スペース化したりなんかしたら,すでに十分ちっちゃいMac miniよりもインパクトはありますよね.
市場の反応を見る上では売れ筋であることも重要ですから.
ただ,Mac miniに関する疑問としては,先日のチョーひっそりアップデートが何だったのかっていうのが一番気になっています.
良くある理由はクロックが高いモデルの歩留まりが悪かったりすることですけど,ハイエンドってわけでもないので可能性は低そうです.
生産上のコストパフォーマンスを考えてっていう理由もありそうですし,当然,もうちょっとしたら真っ先にIntel化されるのだからっていうのも考えられます.
いずれにしても,出るかどうかも分からないものを待ってて,勝手にワクワクしてるのもMacユーザの特徴ですし,私の心配などをよそにずーーっとMacが売れ続けてくれちゃえば,なーーーんの問題もないのですけれどね.
内容としては,x86版のMac OS Xも安定しているため現時点でIntel CPUを搭載したMac miniを発表するのは不可能ではないだろうと.
でも,Mac miniが売り上げに占める割合は(残念ながら)小さいので,PPCの時代が終わったという印象を消費者に与えてしまい,さらに重要な売り上げを占めているポータブルマシンの売れ行きを鈍らせることになると.
そうだとすれば,最初にIntel化されるのはポータブルマシンであるべきだと,述べておられます.
そもそも,元ネタのApple Insiderの記事もUBSのアナリストの推測にすぎないですからね.
そして昨日,ITmediaに「Pentium Macのピースはそろった?」っていう記事が載っていて,Intel Macは“Ready to Go”の状態になっているってことなんですけど,ここでもポータブルマシンのIntel移行が優先と書かれています.
Appleは既にIntel化するラインのブループリントを大まかには作っているはずだと思うのですが,これら2つの指摘は結構核心をついているんじゃないかと思うのですよ.
個人的に気になるポイントは次の二点.
「Intel移行が始まったら出来るだけ速やかにすべてを移行する方が良い」
「最初にIntel移行するべき機種は何なのか?」
Intelへの移行を発表するのは,開発者への準備期間も必要なのである程度早めに行う必要があったとしても,実際にIntel Macが発売されてしまったら今以上の“オズボーン効果”が現れてきますから.
Intel化されたMacはインパクトがあるほどの性能の向上がないといけないけれど,あまりに向上しすぎると,他のラインの購買意欲を落としますものね.
Yonah自体がavailableになったとしても,PowerBookにはMerom,PowerMacにはConroeが採用されるという話もありますから,結局はIntelの開発スピードに依存しているわけですよ.
そのあたりを交渉しているっていう話もありましたけど,以前の記事で表にしたIntelのロードマップではConroeが来年のQ3,MeromにいたってはQ4ですから,これらを搭載した機種を出そうと思ったらあと1年はかかります.
Macユーザは待つのには慣れているのでこれぐらいなら何とか許容範囲内かもしれないけれど...
特に,ハイエンドなら大幅な変化をすぐに受け入れたりしないかもしれないしね.
では,どの機種が一番最初にIntel移行するのかって話ですけど,個人的にはiBookが一番無難なのではないかと...思います.
最後にアップデートされたのは7月の終わりだったから(Mac miniも同じ時だったけど...),間隔としては悪くないです.
それに,PowerBookほど大幅な性能向上を果たさなくても落胆させたりしないだろうし,Yonahのおかげで省スペース化したりなんかしたら,すでに十分ちっちゃいMac miniよりもインパクトはありますよね.
市場の反応を見る上では売れ筋であることも重要ですから.
ただ,Mac miniに関する疑問としては,先日のチョーひっそりアップデートが何だったのかっていうのが一番気になっています.
良くある理由はクロックが高いモデルの歩留まりが悪かったりすることですけど,ハイエンドってわけでもないので可能性は低そうです.
生産上のコストパフォーマンスを考えてっていう理由もありそうですし,当然,もうちょっとしたら真っ先にIntel化されるのだからっていうのも考えられます.
いずれにしても,出るかどうかも分からないものを待ってて,勝手にワクワクしてるのもMacユーザの特徴ですし,私の心配などをよそにずーーっとMacが売れ続けてくれちゃえば,なーーーんの問題もないのですけれどね.
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