CNET Japanに,先日来取りざたされているSony BMGのrootkitインストールCDのまとめ記事が書いてありました.
重要なポイントは以下の通りでしょうか.
この中で注目すべきは7で,ケースの裏側にあるを四角いラベルチェックして,「対応表("Compatible with")」の中に「cp.sonybmg.com/xcp」というウェブサイトのアドレスが出ていたら,そのCDにはおそらくrootkitソフトウェアが含まれているらしいです.
Sony BMG自体が問題のあるCDを回収するっていうのが,本来あるべき対処だと思うのですが,簡単に輸入盤などを手に入れることが出来る状況ですし,是非知っておいて損はないかも...
重要なポイントは以下の通りでしょうか.
1. 問題のCDをPCに入れるとライセンス同意の文書が表示され,同意するとrootkitがインストールされる.
2. rootkit自体は悪質なものではないが,rootと同等の権限のアクセス権を自らに与えて,不正な作業や痕跡を隠蔽する可能性がある.再生されるCDの情報を送り返すことからスパイウェアに分類されることもある.
3. Sonyのサイトでrootkitを可視化するためのパッチが配布されているが,アンインストールするには顧客サービスフォームから必要事項を入力し,必要な情報を得る必要がある.また,不用意にアンインストールを試みるとCDが正常に動作しなくなる可能性がある.
4. このrootkitを悪用したトロイの木馬がすでに存在しており,感染するとIRCチャットネットワークに接続され,バックドアからPCを乗っ取られる危険がある.
5. 現時点ではほとんどのウイルス対策ソフトが今回のrootkitに対応している.
6. SunncommやMacrovisionの作成したコピー保護機能では同様の問題は起こらない.
7. 問題のあるCDをパッケージから見分ける方法がある(完全ではないかもしれないけど).
8. コピー防止ソフトウェア自体は完全に合法だが,今後このCDを巡って訴訟が拡大する可能性がある.
この中で注目すべきは7で,ケースの裏側にあるを四角いラベルチェックして,「対応表("Compatible with")」の中に「cp.sonybmg.com/xcp」というウェブサイトのアドレスが出ていたら,そのCDにはおそらくrootkitソフトウェアが含まれているらしいです.
Sony BMG自体が問題のあるCDを回収するっていうのが,本来あるべき対処だと思うのですが,簡単に輸入盤などを手に入れることが出来る状況ですし,是非知っておいて損はないかも...
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この記事で書いたように、今回の一件でのソニーBMGの対応は全く不十分だ。それどころか、経営陣から謝罪の言葉すら聞かれない。
2005/11/15(Tue) 19:01:18 | :::kazu-style.com:::